本文へ移動

スタッフブログ

スタッフの旅レポート ~奈良・唐招提寺~

2023-02-15
金堂 あいにくの雨模様
こんにちは!

久しぶりの更新となります。
また定期的にブログ更新していけるように頑張りたいと思います!

さて、もう去年の11月のことにはなりますが、奈良にお出かけした時に唐招提寺に行ってきましたので、スタッフレポートをお届けします。


まずは唐招提寺について簡単にご説明を
唐招提寺は、聖武天皇により唐から招かれた高僧・鑑真によって759年に創建されました。
鑑真の名は小学校の歴史の授業でも登場し、5度にわたる唐からの渡航挑戦の間に失明してしまった人物として印象に残っている方もいるのではないでしょうか
また8つの寺社仏閣等で構成される「古都奈良の文化財」の内の一つとして世界遺産にも登録されています。


では南大門の受付で拝観料を払い、いざ入門!

門をくぐってすぐ、真正面に見えるのが「金堂」です。

金堂の中には、中央に御本尊の廬舎那仏座像、その両隣にそれぞれ薬師如来像と千手観音立像が鎮座しています。廬舎那仏の両脇には帝釈天と梵天、四隅には四天王の立像も並び立ち、全部で9体の仏像を拝むことが出来ます。
廬舎那仏座像は高さ約5mで、背後の光背には小さな仏様が862体びっしりと並んでいて、何かパワーが頂けそうな、そんな迫力のある見事なお姿に思わずじっと見入ってしまいました
境内の建物内部はどこも撮影禁止でしたので写真はありませんが、実物を見てこそ感じられるものがありますのでぜひ実際に見に行ってみて下さい!


金堂から少し奥に進んだところにある小さな建物「開山堂」には、鑑真大和上御身代わり像が安置されています。いつでも拝観できるこちらの像は2013年に作られたものだそうで、国宝にもなっている8世紀に作られた鑑真和上坐像は毎年6月5日~7日の3日間だけ一般公開されています


境内の奥まったところには「鑑真和上御廟」つまり鑑真のお墓があります。この御廟に続く道が、杉林に苔むした地面が広がる、静寂に包まれたなんとも美しい風景で、ここまで見てきた境内の雰囲気とは全く異なる空間が広がっていました。鑑真という存在の大きさ、そしていかに大切に扱われてきたかが伺い知れます。


ここに書いた場所以外にも、講堂、鼓楼、宝蔵、経蔵など国宝指定の建物や、礼堂、東室、御影堂、戒壇なども見て回って、かかった時間は1時間ほどでした。
しかし今回は唐招提寺所蔵の文化財を収蔵・展示している「新宝蔵」には行かなかったので、そちらも行く場合にはもう少し時間が必要かと思います。


素人目にも分かる素晴らしい仏像の数々や、修行の場と呼ぶにふさわしい質素で整然とした境内と、緑に囲まれた御廟のコントラストは見応えがありました。


皆さんも是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。


2024年4月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
株式会社国際旅行
〒671-1227
兵庫県姫路市網干区和久478-1 
アサヒビル1F
TEL.079-273-2421
FAX.079-274-4771
◆営業時間◆
平 日 09:30 ~ 18:00
土曜日 09:30 ~ 15:00
定休日 日曜・祝日
    第2,4土曜日(2月より)
TOPへ戻る